末次羽毛工房(下関市彦島)手作りで仕上げる羽毛ふとんリフォーム

羽毛ふとんリフォーム

末次ふとん店では、羽毛を取り出して直接洗う
「プレミアムダウンウォッシュ」リフォームができます!

羽毛ふとんは捨てないでください。
もったいないですよ!

新しい羽毛ふとんの品質低下が明らかな昨今、
お手持ちの羽毛ふとんのリフォームが、ますますお得です!

現在、羽毛の原料価格や綿生地価格が高騰しています。
つまり、新品の羽毛ふとんも値上がりしています。

最近の新しい羽毛ふとんは品質がはっきり落ちています。
側生地が綿100%ではなくなったり、中身の羽毛の量が減っていたり。
(詳細は、当店羽毛ふとんページにてお知らせしています。)

そこでおすすめするのが、羽毛ふとんのリフォームです。
リフォームをお考えのふとんは、数年前、数十年前のものでしょう。かつてのふとんの側生地は、ほとんど綿100%のものでした。絹を用いたものもありました(絹は強度に不安が見られ、現在ではあまり用いられません)。でも、今買い替えた場合は側生地がポリエステル混のものに、そして中身の羽毛の量が減る可能性が非常に高くなります。つまり、ただ新しいだけで、今のものよりも品質が落ちてしまう可能性が高くなります。

羽毛ふとんの側生地は綿100%のものを選びましょう。

※まだ数は少ないものの、リフォームに持ち込まれる羽毛ふとんに、ポリエステル混のものが見られるようになりました。

今お使いの羽毛ふとんが汚れたり、悩みが出てきた時に、新しい羽毛ふとんに買い替えずに羽毛を再利用しませんか。中身の羽毛が良質な場合は、買い替えずにリフォームされますと価格も抑えられて新品同様によみがえります。お気軽にご相談ください。

他店購入品の羽毛ふとんのリフォームも承っております。

 

羽毛ふとんリフォームbeforeafter

 

羽毛ふとんの悩み解決!

リフォームすることによって
羽毛ふとんが新品同様に復活します。

羽毛ふとんの特長など、「羽毛ふとん」のページにも記載していますので、併せてご覧ください。

 

羽毛ふとんリフォームの流れ

羽毛ふとんリフォームの流れ当店の羽毛ふとんは彦島で手作りしています。

当店でリフォームされる場合、まず側生地を選んでいただきます。
羽毛ふとんの側生地には通気性や汗の放出性などの観点から綿100%をおススメします。
当店の綿100%生地は、全て超長綿を使用しています。

 

そして、方法として大きく2つ(洗浄するか、しないか)に分けられます。
また、洗浄方法も2つに分けられます。

いずれのコースをお選びになられても、側生地は新しくなります。


もし、お使いの羽毛ふとんがリフォームできない場合、また実際に見て確認し、リフォームされるよりも新しく買い替えられた方が良い場合などは、当店手作りの新しい羽毛ふとんはいかがですか?新しい羽毛ふとんは「羽毛ふとん」のページへ


洗浄方法の違いは、リフォーム(お仕立て直し)後、お客さまがお使いになられていく上での快適性に大きな違いが出てきます。

洗浄せずにお仕立て直しすることもできますが、洗浄しなければお使いの羽毛をそのまま使いますので、ふっくら感が劣ります。特に7年程度使用された羽毛ふとんであれば、プレミアムダウンウォッシュをされることを強くおススメします。通常クリーニング(丸洗い)とは洗浄後の羽毛の活性力に差が出てきます。

当店では、実際に羽毛を触っています。丸洗い後の羽毛とプレミアムダウンウォッシュ後の羽毛は、触ってみると何か違うんです。触っているから分かるんです。実際に製品になると、その違いは歴然です。

羽毛ふとんの仕立て直し。その方法は3種類。

 

10年に一度と言われる羽毛ふとんのリフォーム
価格だけで決めると・・・。

その羽毛ふとんにとって、おそらく10年に1度のリフォーム。
10年間、冬の寒い夜、毎日毎日暖めてくれた羽毛ふとん。10年に1度の日頃の感謝を込めたリフォーム。プレミアムダウンウォッシュで完全リフレッシュさせてあげませんか。

プレミアムダウンウォッシュをしなければ、お安くはなりますが、お仕立て直し後の羽毛ふとんを比べてみると、かさ高・ふっくら感が断然違います!

プレミアム洗浄とふとん丸洗いではお値段が変わってきますが、その価格差以上の満足感が生まれることでしょう。今後また何年もお使いになる羽毛ふとん、長~い目で見た場合は、その価値が確実にありますよ。


●リフォームのご予算ですが、でき上がりサイズがシングルサイズの場合、通常の平均的なご予算としては約35,000円(プレミアムダウンウォッシュコース)です。
側交換のみの場合はお安くなりますが、洗浄しないため注意が必要です。


1. 側生地交換(中羽毛は簡易除塵)コース

側生地交換コース

基本料金は、こちらの側交換コースになります。

通常1日~3日程度で仕上げることができます。(繁忙期はもう少しお時間を頂きます)

どの工程においても洗浄は行いません。
中身の羽毛をそのまま使いますので、ふくらみはほぼ以前のままです。

こちらのコースは、購入してすぐ側生地が破れてしまった。購入してすぐサイズを変えたくなった。など購入してすぐ、中身の羽毛がきれいな状態でお仕立て直しする際にお選びください。


2. 側生地交換と中羽毛を洗浄コース(プラスでもっと快適!)

   こちらのコースは、洗浄方法が2パターンあります。
   洗浄の詳細は下記をご覧ください。
   羽毛の直接洗浄と間接洗浄の違いにより洗浄力などが大きく変わります。

 

2-1 . 丸洗い・通常クリーニング(ふとん丸洗い後側交換)

間接洗浄・・・羽毛をふとんの側生地越しに洗います。

ふとん丸洗い後側交換コース

約1週間程度での仕上がりとなります。
*繁忙期はもう少し日数(約10日程度)を頂きます。

お客様からお預かりした羽毛ふとんを、側ごとそのまま丸洗い(通常クリーニング)した後で羽毛ふとんを解体して、取り出した羽毛を新しい側生地に充填いたします。

丸洗いの場合、側生地の中だけで洗浄するため狭いスペースでの洗浄となり、水が十分に行きわたりづらく、中の羽毛まで完全に洗浄されるものではありません。お使いだった側生地に入ったままでの洗浄により洗浄力は劣りますが、汗などの臭いは取れます。

側生地ごと洗浄(ふとん丸洗い)するため、洗浄力、ダウンの回復力は下記「プレミアムダウンウォッシュ」には劣りますが、汗や臭いなどが取れ、価格を抑えてのお仕立て直しが可能となります。

 

2-2. プレミアムダウンウォッシュ(直接洗浄後側交換)(オススメ)

直接洗浄・・・羽毛をふとんから取り出して、羽毛だけを洗います。

プレミアムダウンウォッシュコース

約20日程度での仕上がりとなります。
*繁忙期はもう少し日数(約1ヶ月)を頂きます。

専門店だからできる、特別な洗浄、お手入れです。
羽毛だけを直接洗うんです! 本来その羽毛の持つパワーを蘇らせ、仕上がりのボリューム感(ふんわり感)は新品同様にまで復活します。
お湯(38℃)とEMバイオ高機能洗剤での洗浄。お湯で洗うことにより、水で洗うよりも洗浄効果が高く、体臭や羽毛独特の臭いも除去されます。また乾燥も100℃の高温で乾燥させますので、ダウンの開き方に差が出ます!

側生地から取り出して袋にも入れずに羽毛だけを直接洗浄するため、羽毛と羽毛の間も十分にお湯が行きわたり洗浄力も高まり、清潔感もアップします。その後、洗浄された羽毛を新しい側生地に充填いたします。 完全洗浄により、新品(お買い上げの状態)同様までダウンが回復(ふっくら)いたします。

*購入当初よりもふんわりしている、とおっしゃる方もいらっしゃいます。

当店提携工場にある、日本に数台しかない、最新鋭の羽毛専用洗浄機システム(下記システム)を使って個別洗浄します。他のお客さまの羽毛と混ざることは一切ありません。また、洗浄の際の洗剤も、地球にやさしく、人が口にしても大丈夫な安心の高機能洗剤を用いています。

*最新鋭ドイツ製リフレッシュマシン「E・Mリフレッシュクリーンシステム」を導入
「末次羽毛工房」では、完全洗浄・完全除塵ができるドイツ製の「E・Mリフレッシュクリーンシステム」を導入している専門の洗浄工場と契約を結んでいます。日本国内に数台しか導入されていない最新の洗浄機械であり、お客さまからお預かりした羽毛ふとんから中の羽毛を取り出します。そして高機能洗剤によって、汗などの汚れ、雑菌などを完全に洗浄し、乾燥冷却を施すことにより、羽毛本来のふんわりした状態に復元・回復させるシステムです。その間、3度の除塵と2度にわたる殺菌を行います。

*高機能洗剤とは・・・
高機能洗剤の主成分は、ミネラル水、ハーブ液、そしてEM発酵物質です。これらの使用しているものはすべて、食品もしくは食品に準ずるものです。合成洗剤や石鹸は使用しておりません。羽毛本来の機能性を復元・回復させる作用があります。しかも消臭・抗菌・防ダニ効果も併せ持ち、汚れや雑菌を含んだ排水は川や海に流れても有用微生物の活性因子となるため、このミネラルが河川の浄化菌を活性化して、水質をきれいにする働きがあります。

 

 ココが違うよ、プレミアムダウンウォッシュ 

羽毛だけを直接洗うプレミアムダウンウォッシュ(完全洗浄)!

一般的に多く見られる、通常のダウンウォッシュとも違います。
通常のダウンウォッシュは羽毛ふとんから羽毛を取り出すものの、その羽毛を他の袋に入れて洗浄します。せっかく羽毛を取り出しても、袋に入れて洗浄するため、直接洗浄できず、完全な復元が難しいことから、当店ではダウンウォッシュは扱っておりません。
また、羽毛を袋に入れて洗うため、複数のお客さまの羽毛を一括して洗う可能性も否定できません。


上でも書きましたが、価格だけでは決めないでください。
お値段だけを比べると、どうしても丸洗いの方がお安くすみますが、お仕立て直し後の羽毛ふとんを比べてみると、プレミアムダウンウォッシュのリフォームは、かさ高・ふっくら感が断然違い、長く快適にお使いいただけます!

 

よくある質問Q&A(羽毛リフォーム)

羽毛ふとんのリフォームに関してお客様からよく聞かれる質問にお答えします。

Q.リフォームするより、買った方が良いんじゃない?

現在、羽毛の価格が非常に高騰しており、お使いの羽毛ふとんと同等のものを今お求めになると、以前よりお値段が上がっていることが予想されます。

お使いの羽毛ふとんの状態や品質にもよりますが、

・買った時は高かったのよ
・婚礼布団として、用意してくれたものなのよ
・昔は、冬でも羽毛ふとんだけで暖かかったのよ

など、リフォームする価値があるものです。

良い羽毛ふとんをお持ちなら、しっかりきれいに洗って(プレミアムダウンウォッシュ)新品同様のふわふわの状態に戻してから、生地を新しくしてお仕立て直しした方が、経済的ですよ。その上、地球にも優しいエコですね。

 

「何でもリフォームできますよ」というのは、無責任の一言です。
当店では、お客さまの羽毛ふとんをしっかりと見て、判断いたします。
お気軽にご相談くださいませ。

 

Q.羽毛ふとんが破れてしまった・・・どうしよう?

貼り付け補修

側生地に穴があいたり、破れてしまった場合には、針を使って縫い合わせたりせずに、補修布を貼る。またはテープで穴をふさぎ、それ以上羽毛が飛び出てこないように応急処置をしてください。そして、リフォームすれば復活しますよ。

針を使って、補修されますと針穴から羽毛が出てきてしまいます。針穴から出てきた羽毛を無理に引っ張り出すと、穴がさらに大きくなってしまいますのでご注意ください。

穴が大きくなって、または側生地が破れてしまって

カバーを開けたら、羽毛が飛び出ているからファスナーも開けられない・・・

羽毛ふとん側生地破れカバー内

大丈夫です、安心してください。
リフォームすれば、復活しますよ。

下(別質問)にも記載していますが、丸洗いですと、実際に必要な羽毛を洗うのにふとんの側生地に加えて、カバーの生地越しに洗うことになりますので、さらに洗浄力が落ちてしまいますので、プレミアムダウンウォッシュがオススメです。

なお、カバーは廃棄させていただきますのでご了承ください。

約10年前、流行した絹を用いた羽毛ふとん。しかし、絹は綿に比べると生地が弱く、10年も使っていると側生地が破れてしまうことが非常に多く、当店にも数多く持ち込まれています。現在、絹生地をお使いの方、ご注意くださいませ。

 

Q.自分で丸洗いするから大丈夫

ご家庭で丸洗いすることは、もちろんできます。できますが、丸洗い後に羽毛が吹き出たりすることもありますので、注意が必要です。(ただし、絹生地などは避けてください。)

コインランドリーで洗う、という方もいらっしゃるでしょう。コインランドリーでは、ふとんが勢いよく回転しドラムに当たるなどするため、側生地に強い負荷がかかってしまいます。そのため、側生地の劣化は避けられないとお考えください。

ご自分で洗濯される際、気をつけなければならないのは洗う時よりも乾燥です。かなり気をつけて乾燥させなければ、元通り復活しません。また、側生地が傷んでいた場合、無事に洗い終えても、その後羽毛が飛び出る可能性もあります。

コインランドリーの高温ドラム乾燥によって、側生地が傷む恐れもあります。綿100%生地は問題が起こることは少ないですが、ポリエステル混生地は特に注意が必要です。

 

Q.自分で洗濯して、失敗してしまった・・・どうしよう・・・

大丈夫です。プレミアムダウンウォッシュなら、中身を取り出してしっかり洗ってから、新しい生地に入れ直しますので、新品同様に復活しますよ。

洗濯乾燥失敗羽毛ふとん

この写真は、実際にご自分で洗濯されて乾燥させることに失敗した羽毛ふとんです。この羽毛ふとん、お預かりした際には、まだ湿っており中身の羽毛がダマになっていました・・・。そんなぺちゃんこな羽毛ふとんでも、リフォームしたら復活しましたよ。

プレミアムダウンウォッシュ後羽毛ふとん

 

Q.丸洗いでも十分でしょ?

丸洗いの場合、側生地の中だけで洗浄するため狭いスペースでの洗浄となり、水が十分に行きわたりづらく、中の羽毛まで完全に洗浄されるものではありません。

また、側生地が傷んでいた場合やすでに破れてしまっている場合は、ふとんにカバーをかけて洗うことになります。そのため、実際に必要な羽毛を洗うのにふとんの側生地に加えて、カバーの生地越しに洗うことになるため、さらに洗浄力が落ちてしまいます。

側生地が劣化するほど、羽毛ふとんを十二分にお使いになられている場合、中羽毛もかなりへたってきていることが予想されます。しっかり取り出して洗浄されることをオススメします。

 

Q.今の羽毛の側生地を返してほしい

申し訳ございません。羽毛ふとんに関しましては、側生地を切って中身の羽毛を取り出すため、側生地の返却は致しかねます。また、側生地には細かい羽毛がしっかりとついていますので、再利用も難しいものと思われます。

*取り除けない羽毛分は、当店でしっかり補充いたしますので、ご安心ください。

 

Q.サイズを替えたい

できますよ。羽毛を取り出して仕立て直しますので、ダブルサイズをシングルサイズに、シングルサイズをダブルサイズに(この場合、別途足し羽毛料金をいただきます。下記質問も参考に。)など。シングルサイズをベッド用の小さめのサイズの羽毛ふとんに、などもできますよ。

 

Q.ダブルサイズをシングルサイズ2枚にしてほしい

上の質問と関連していますが、もちろんできます。

ただし、中身の羽毛の量が不足しますので、別途足し羽毛料金をいただきます。
例えばダブルサイズ(1.9kg)、シングルサイズ(1.3kg)の場合、シングルサイズ2枚ですと、2.6kg必要になりますので、単純計算で0.7kg不足します。
シングルサイズをダブルサイズにする場合は、単純計算で0.6kg不足します。

別途料金は、中身の羽毛の量によって変わります。

※ダブルサイズを通常のシングルサイズ1枚と、薄めの合掛(肌掛)のシングルサイズ1枚の合わせて2枚にリフォームされると便利になったと喜ばれます。

 

Q.超長綿って何?

綿の繊維の長さが平均35mm以上の特別に長いものを超長綿と呼びます。60番手、80番手、100番手と、番手の数が大きくなるほど繊維が細く(高価なものに)なります。
繊維が長いと、糸を細く丈夫に作ることができて、生地に織り上げると、しなやかに体にフィットする生地になり、美しく仕上がります。手触りがやさしいですよ。

 

「羽毛ふとん」と「羽根ふとん」の違い
「グース」と「ダック」の違い
キルティングの説明については「羽毛ふとんのページ」をご覧くださいませ。