わた打ち直し
当店のわたふとんはすべて 当店の手作り です。
ご安心ください!まだまだ大変多くの方が、わたの打ち直しをご利用になっています。わたふとんをお持ちの方、打ち直して、わたふとんを新品同様に仕立て直しませんか?
わたふとんも当店職人が作っています。
1枚1枚丁寧に、まごころ込めて作る、安心の品質です。
人は寝ている間、汗をかきます。 わたのふとんは吸水性に優れているため、汗をしっかりと吸い取ってくれます。また、吸湿性に優れているため、湿度が高い日本の気候に適しています。 特に敷布団に関しては「わた」が最適な素材です。
長年使っている綿のおふとんはぺちゃんこになって、固くなってしまいます。
そこで、お預かりした綿を機械でほぐして加工し、 高級サテン生地(お好みの柄)に仕立て直すことによって、ふかふかの新品のような柔らかいおふとんに生まれ変わります。
完全にわたをほぐすため、サイズ変更も自由自在です。
わたふとんの特長については「わたふとん」ページにも記載していますので、併せてご覧ください。
打ち直しのサインは・・・
おふとんを日に干してみて、ふくれが悪くなってきた頃です。
打ち直しの目安は・・・
掛布団は5年、敷布団は3年が、目安として考えられています。
わた打ち直しの流れ
打ち直しに出されるおふとんを出して、側生地を選んでいただくだけで、あとは全て当店がお作り致しますので、ラクラクです。
お預かりしたふとんの側生地をはいで、機械にかけて、わたをほぐしてシート状に打ち直します。そして、わたは職人の元へ・・・。
職人が側生地の上にわたを広げ、くるっと裏返して、わたふとんが完成します。
高級サテン生地 柄見本(一例)
シビラ柄などもございます。
当店工場だから、安心の打ち直し
当店では、打ち直しの際にはお預かりしたお客様のおふとん一枚一枚に名札をつけて別々に打ち直して、個別管理していますので、他のお客様の綿と混ざることは一切ございません。
安心の手作り
当店では、わたを打ち直す機械と側生地を縫製する際のミシンを除いて、
一切機械を使わずに、おふとんを一枚ずつ手作りにより仕上げています。
昔ながらのわたのおふとんに加え、軽~いわたふとんもお選びいただけます。
よく聞かれるこんなお悩み・・・
わたふとんが良いけど、重いのよ・・・
羊毛敷布団は硬くて扱いにくい
羽毛ふとんは軽くて良いんだけど、動物アレルギーが・・・
そんなお客様の声にお応えして、わたふとんを改良し
末次ふとん店特製 カルカルふとん ができました。
*写真左:カルカル敷布団 写真右:通常のわた敷ふとん
かるかる掛ふとんは、羽毛ふとんはちょっと・・・という方にオススメ。
従来のわたふとんよりも軽く、かさ高をもたせることで空気層ができ、暖かさも確保できるようにしています。
カルカル敷布団は、わたの特長を活かしつつ、中にプロファイルウレタンを入れることにより、従来のわたふとんより薄く軽く仕上げることができました。
毎日のふとんの出し入れも楽になり、ふとん干しも楽々です。三つ折りにもたためて、収納場所にも対応できます。
*ただし製品の性質上、一枚でお使いになりますと、従来のわた敷ふとんの方が暖かさでは優れています。
今、お使いのふとん1枚を打ち直して、2枚の「カルカルふとん」にすることもできます。
よくある質問Q&A(わた打ち直し)
打ち直しに関してお客様からよく聞かれる質問にお答えします。
Q.打ち直しって何?
現代風の言葉で言えば、「リフォーム」です。
お預かりした「わた」のおふとんを当店工場で打ち直し側生地を新しくして、おふとんを手作りして配達致します。
*ご自分でお作りになる場合などは、打ち直したわたの状態でも配達致します。
Q.なぜ、打ち直しって言うの?
かつて、ふとんの綿を作る時には採取してきた綿を弓のような道具の弦の部分で綿をビンビンと打ちながらほぐしていました。
そうすることによって、ふわふわの綿に変わりそれをふとんの中に詰めていたことからふとんを打つという言葉が生まれたと言われています。
現在は工場で機械でわたをほぐしたりするために正確には打つとは言えませんが、やはりふとんを打ち直すという言葉を用いています。
Q.最近、打ち直しする人っているの?
・・・はい、多くの方が打ち直していらっしゃいます。
この質問は、配達先にいらっしゃるご友人の方や配達途中で声をかけてくださるお隣近所の方、散歩中の方などから数多く聞かれる質問です。
Q.打ち直しは、どんなふとんでもできるの?
・・・いいえ、打ち直しができるのは、わたのふとんだけです。
羊毛敷布団 ヘム巻き加工(ふち部分)とキルティング例(面部分)
わたふとん 和とじ
お持ちのおふとんがキルティングされている場合(写真 上2つ)は、羊毛ふとんなど、わたのふとんではない場合があります。打ち直しすることはできません。
わたのふとんの場合は、わたの移動やちぎれを防ぐため、ふとんの四隅と広げた部分に数か所、とじ糸(写真 下2つ)で縫い合わせています。
お客様自身でご判断がつかない場合はお気軽にお問い合わせください。
ただし、羽毛ふとんに関しましては羽毛リフォームにより、側生地交換や中羽毛を洗って仕立て直すことができます。
当店でも承っていますので、お任せください。
羽毛リフォームの方はコチラを。
Q.側生地が破れた・汚れたので、側生地だけを交換してほしい
・・・打ち直しをせずに側生地だけを交換することはできません。
側生地だけを交換すると端や角など、中わたと側生地の間にすき間ができてしまいます。
側生地の交換は中わたの打ち直しとセットになります。
Q.お気に入りの柄だから、側はそのままで打ち直したい
・・・はい、できます。
ただし、お使いになっていた側生地は一度クリーニングするため、新しい側生地に仕立て直す場合と金額的には変わりません。むしろ側生地の状態等によっては、新しい側生地で仕立て直すよりも金額をいただくことがあります。
また、お使いの側生地にはとじ糸の針穴などが開いているため少しホコリが出たりします。生地自体も薄くなっていたりして、弱くなってしまっている場合もございますので注意が必要です。
Q.ふとんのサイズを変えたい
・・・はい、できます。
お預かりしたわた(おふとん)は一度機械で完全にほぐすため、掛布団を敷布団に、敷布団を掛布団に、また子どもサイズのものを大人用に(別途足し綿が必要になる場合がございます)、ふとんをごろ寝ふとんに、座布団になど、サイズ変更にも対応いたします。
ふとんは、粗大ゴミの取り扱いNo.1と言われています。
ホームセンターやスーパー、ディスカウントショップなど量販店には、安い価格で多くのふとんが並んでいます。 そのふとんの大部分は、いわば使い捨てタイプのものなんです。新しいふとんを買えば、古いふとんは必要なくなり、粗大ゴミになってしまいます。
「わた」のおふとんであれば、古くなってぺちゃんこになれば、中綿を打ち直し、新しい側生地にすれば、新品同様に生まれ変わります。 その際に出るゴミは、古い側生地と少しのくずの綿だけなんです。
最近、エコ、地球にやさしく、と言われる中で、ふとんの打ち直しは「リサイクルの優等生」と言えるのではないでしょうか。
古くなったふとんは捨てて、新しいふとんを買う。ということを改めて代々ふとんを受け継いでいく・・・
今一度、「わた」のおふとんを見直してみませんか?